お気に入りの育児グッズ
赤ちゃん用品専門店に行くと目にするあふれんばかりの育児グッズ。「本当にこんなもの必要?」とは思うものの、妻からその必要性を縷々説明されるとぐうの音も出ず結局購入してしまう。そんな経験をもつ男性も多いのではないか。
しかし、使っているうちにお気に入りとなるモノもある。私の場合は「はな吸い器」がその一つ。名前の通り、鼻水吸い取り専用グッズである。
我が家で使っているのは、つめきりハサミ、ブラシ、はな吸い器、ピンセットがセットになった赤ちゃんのお手入れセットに入っていたもの。
ベビーこだわりおていれセット/Pigion
出産準備の際、腹帯やらなにやらと一緒に購入したのだが、当時は必要性、有意性をまったく理解していなかった。ところが今では私のお気に入りの一つとなった。理由は、使っていて「楽しい」からである。
達成感!
うちの娘はよく風邪をひく。保育園に行くようになってからさらに風邪をもらってくることが多くなった。青っぱなを垂らしている姿は大変かわいらしい。→
親バカ全開である。
とはいえ、放っておくと滝のように鼻水が流れ出てくる。このまま抱っこすると、肩口に鼻水をこすりつけてくる始末である。
さらに、乾燥すると口の周りがカピカピになってとても貧相だ。しかし彼女はまだ鼻をかむ技術を取得していない。なんとかしたい。そこで登場するのが「はな吸い器」である。
ノズルの先を鼻に入れ、手元のパフパフをぱふっとすると、鼻水がちゅるっと取れる。初めて挑戦したときはおっかなびっくりであったが、妻の指導を受けながら繰り返していくうちにだんだんコツがわかってきた。一度に大量の鼻水が採れたときの達成感たるや、一仕事終えた後のサラリーマンのようである。
そんな父親の喜びとは裏腹に、娘はこのパフパフを大そう嫌がる。ネットで調べると、どんな赤ちゃんもはな吸い器は嫌がる、とある。「お子さんのためを思って、心を鬼にして取りましょう」というアドバイスもあった。
「達成感」に加えて「娘のため」という名目もできた。この日を境に娘のはな吸いは私のメインタスクとなった。
達成感の果てに・・
ある日、娘がまた鼻水を垂らしていた。私の出番である。意気揚々とはな吸い器を手に取り、大量採取を目論んでノズルを娘の鼻に入れ、パフパフを押した。すると、娘が大そう嫌がる。それも、先日とは比べ物にならない、尋常でない嫌がり様である。直感的にいつもと違う何かを私は感じた。そして試みに、ノズルを自分の鼻に入れてパフパフしてみた。
「く、臭っ!」┏┻○・・・ノケゾリ
男の育児・今回の教訓
・はな吸い器は清潔に保ちましょう
・育児で達成感に浸るのはほどほどにしておきましょう
・後片付けまで自分できちんとやりましょう
事務所URLもぜひご覧ください。
https://ola-dogo.com
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