人を化かす動物といえば、最初に思い浮かぶのは狐でしょうか。
でも、四国には狐よりも狸の伝説の方が多く残っています。
なんでもその昔、悪さをした狐が殿様にその罪をとがめられて四国を追放され、それ以降は狸が幅を利かせるようになったとか。
そういえば、平成狸合戦ぽんぽこに登場するこの3匹の長老狸は、みな四国の狸なんです。
さて、道後温泉には狸を祀っている神社があります。
場所は有名老舗旅館の館内。
その名を道後湯狸の祠(どうごゆだぬきのほこら)といいます。
御神体を覗いてみると、確かに狸の置物がお祀りされていますね。
さらに、ここでは湯玉をモチーフにした絵馬も奉納できます。
湯玉とは道後温泉のシンボルの一つ。
温泉が湧きあがるときの泡や宝珠を表すといわれています。
裏には道後湯狸のかわいいイラストも。
せっかく四国に来たのですから、あなたも狸の神さまに願掛けをしてゆきませんか?
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